2019年2月12日火曜日

Lady Lykez

今回はノースロンドンのLady Lykezについて紹介できればと思います。




Fire In The Booth - Lady Lykez



Lady Leshurr and Lady Lykez on BBC Radio1 Xtra



彼女が育ったノースロンドンにはHeat FMとういうラジオがあり、そのラジオで仲間と腕を磨いていたみたいです。UKでは今でも多くのラジオ文化が各所に根付いており、ご当地アーティストの披露の場になっているようです。
音楽を始めた頃は、USのEminem,Ludacrisなどに影響を受け、UK大スターDizzee Rascalの出現後はUKの音楽に傾倒したようです。

軽くバックボーンを振り返ったところで彼女の代表曲

Lady Lykez - Nobody Can



彼女の問題作でもあるこの曲のリリック

I'm better than most of these man
And I'm in a scene with so many man
I be like let one of them come clash me
When I know full well nobody can
Most of these man can't even hit a pum pum
Let alone make a hit song with a bang
How ‘bout, I’m alright
I’m better than all of these man


MVをみてもらうとより理解が深まると思いますが、当時Grimeシーンを代表していた男性MCを相手に"お前らより私のがイケてる!"

⑴Ghettsを相手に”ベテランだけど言葉詰め込みすぎ”(リリック重視のラップに物申す)
⑵Wileyを相手に”リスペクトしてるけどちょっとおじさんね”(Grimeの父だけど現行のUKラップシーンでは戦っていけない)※Wileyの2014年のアルバム”Snakes and Ladders”をディスってる
⑶同郷のWretch32を相手に"WretchのWをSTに置き換えるわ=Stretch32"(WはWin。Wretch32との勝負で勝利をもぎ取る的な意味らしい)

以上Genius参照

イケイケすぎ!!!

たしかにWileyのアルバムが出た時の印象は、どうしちゃったの。。でしたが、過去の彼が築いた功績を考えると並みのlメンタルじゃこんなこと大々的に 言えない、、

こうしてGrimeシーンで注目を浴びたLady Lykezでしたが、自分の調べた限り約三年前ほどから活発な活動がみられませんでした。

2018年に大好きなプロデューサーScratcha DVAのリリース”Muhammad Ali”にフィーチャーされていて存在を知りました。



聴いた瞬間に好きなテイストで、MCについては新しいアーティストを見つけて来たのかな?ぐらいに思っていましたが大間違いでした。

そんな彼女の未リリース曲が存分に楽しめるScratcha DVAによるDiplo & Friendsが先日放送されました!

https://www.bbc.co.uk/sounds/play/m0002czk

最新のUKアンダーグラウンドをチェックしてみては?

個人的に好きな曲!まるでバスタ!!!!

Lady Lykez - Eurgh!